USPTOは、2024 年 1 月 17 日以降に出願される、非仮出願の特許出願について、明細書・クレーム・要約の電子ファイルが DOCX ファイル形式でない場合に、USD400 の追加手数料を課すことを決定しました。
DOCX ファイルでの出願については、以前から知財関係者より、DOCX ファイルが電子出願システム上で誤変換等の不具合を起こす可能性がある、という懸念の声が上がっておりました。しかし、その懸念に対応するために、USPTOはDOCX 形式で出願する場合にバックアップ用の PDF ファイルを無料で同時提出することを従来から認めており、今回の追加手数料の適用が開始された後であっても、追って通知があるまでは、この運用を継続すると説明しているようです。
詳細につきましては、USPTOのサイトでもご確認いただけます。